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Good News の 毎日

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ある牧師先生のメルマガより

ある牧師先生のメルマガより
スペースシャトル“コロンビア”の事故に関して

7人の宇宙飛行士の業績を心に刻むために、彼らの名前を再度確認しておきます。

 リック・ハズバンド(45)。船長。(2回目)
 イラン・ラモン(48)。初のイスラエル人宇宙飛行士。(初)
 ローレル・クラーク(41)。女性。米海軍中佐。軍医。(初)
 カルパナ・チャウラ(42)。女性。インド生まれ。飛行教官。(2回目)
 ウィリアム・マコール(41)。パイロット。(初)
 マイケル・アンダーソン(43)。米空軍出身。(2回目)
 デビッド・ブラウン(46)。米海軍大佐。パイロット兼軍医。(初)

 このようなとき、「神がいるならどうして」と誰もが思います。どこかに慰めがないと、やりきれない思いになります。私のこのような思いは、ある一通のEメールによって癒されました。以下、その要約です。

 このEメールは、船長のリック・ハズバンドとマイケル・アンダーソン(黒人宇宙飛行士)が通っていたヒューストンの教会の女性会員(シェリさん)から送られてきたものです。(私の方に友人から転送されてきました。)リックとマイケルはともに、聖歌隊のメンバーだったそうです。

 この教会の牧師スティーブ・リッグル師は、事故当日ガテマラの神学校で奉仕をしていました。事故のニュースを聞くと、その日のうちにヒューストンに帰り、スタッフ会議を開き、翌日の礼拝に備えました。土曜の夜は、両方の家庭を訪問し、悲しみの中にある家族を慰めています。

 その時、リック・ハズバンドの妻のエバリンは、リッグル牧師に一枚の紙を見せました。その紙は、飛び立つ前の宇宙飛行士に書かせた『遺書』のようなものでした。「もしあなたが宇宙から帰還できなかった場合、あなたは家族に、牧師に、何をして欲しいか。」といった質問に答えるようになっています。

 リックがリッグル牧師に宛てて書いた内容は、「イエスのことを語り続けよ」というものでした。

 さて、翌日の礼拝です。この教会は、毎週三回の礼拝を行なっています。この日は、最初の礼拝から記録的な人数が集まりました。少なくとも、五つのテレビ局が取材に来ていたそうです。

 聖歌隊の賛美が始まりましたが、隊員のほとんど全員が来たために、聖歌隊用のガウンが足りなくなり、両端に立った人たちは私服のままでした。悲しみの中にある聖歌隊でしたが、賛美は荘厳さと畏怖に満ちたものでした。

 やがてメッセージが始まりました。

 牧師は、宇宙に飛び立つ前に旅の安全を祈ったとき、マイケル・アンダーソンが、「私たちの願いは、何よりも神の栄光を表わすことです。」と語ったというエピソードを紹介しました。次に、以前教会でビデオに収録されたリックの証しが紹介されました。その中でリックは、詩篇37:4を引用しながら、自分の霊的な旅を振り返っています。

「主をおのれの喜びとせよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる。」

 さらにリックは、こう語っています。

 「この聖句によって、私が本当に願っているのは、宇宙飛行士になることではなく、良き夫、良き父となって、家族が主イエスを知るようになることだというのが分かりました。もし私が、主との関係、家族との関係を犠牲にするなら、つまり、自分の価値観に妥協を持ち込むなら、宇宙飛行士として成功しても、それには大した意味はありません。」

 牧師の話は、もっと続きました。

 このEメールで私が慰められた理由は、神の栄光を表わしたいという彼らの願いが見事に叶えられているからです。

 人生で最も大切なものは何かというリックの価値観は、テレビを通して全米に放映されました。

 確かに悲しい事件でした。しかし、その中にも希望の灯は見えています。今私たちがなすべきことは、多くの人がイエスを第一にすることの重要性に気づくように祈ることではないでしょうか。




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